EP10 "Chapter86: The Pincushion Man"/第10話「第86章 針刺し人形」

Episode 10"Chapter 86: The Pincushion Man"

第10話「第86章 針刺し人形」

上官から命令を受けるアーチー。チャドに会いに行くヴェロニカ。ジャグヘッドは、執筆のためにハイになろうとする。爆発事件が発生し、町は大混乱に。

今回も内容の濃いエピソードでした。毎回思うけどたった43分間にこれだけのストーリーを詰め込めるのもすごいです。

注意:ここからネタバレを含みます。

急にジャグヘッドとタバサのキスシーンから始まりましたが2人は結局友達のままでいることにしたみたいですね。くっつきそうだなぁとは薄々思っていましたが。そんなジャグヘッドに久々に作家としての仕事の依頼が来ましたが相変わらずスランプ状態。薬物でなんとかスランプを乗り切ろうとします。タバサは反対しますがデビュー作の時も薬物の力を借りていたようで結局今回も頼ってしまいます。才能ある高校生だったジャグヘッドが落ちぶれてしまって悲しいです..。

ヴェロニカはチャドウィックに離婚届の署名を求めますがアーチーとの不倫の証拠写真を送り付けられたためニューヨークで会って話をすることになりました。もう署名はしたけど最後の夜だけ..とロマンチックなディナーを用意して一緒に思い出の曲で踊ったりと今頃何をやってるんだ...。

そう思っていると翌朝、チャドウィックは実は署名していなかったことが判明。さらにヴェロニカに内緒で宝石店の名前を使って借金まで作っていました。嫉妬深いチャドウィックのことですからヴェロニカを引き止めるためにやったとしか思えないですね。この借金のせいでヴェロニカはあと数日ニューヨークに残らなければならなくなりました。この一件でアーチーとの関係が崩れなければいいけど...アーチーの表情などを見ると少し不安です。

そしてポリーの双子ちゃんジュニパーとダグウッドが初登場!可愛らしい小学生...!と思ったのもつかの間、学校で友達を階段から突き落としたという事件がありました。双子にも殺人鬼DNAが受け継がれてしまっているのかなぁ。それよりこの子達は両親が2人とも殺されてしまったことを考えると非常に気の毒です。

一方アリスとベティは双子に誕生日ケーキを作ってあげてました。そんな中でリバーデイルを潰そうとするハイラムの策略により刑務所の脱獄騒動が起きてしまい、脱獄したチャールズとチックがクーパー家を訪ねてきました。どうでもいいけどチックのロングヘアは不気味さを増して全然好きになれません。そしてチックとチャールズが結婚するらしい..。その後グレンが突然現れてここから一気にダークムードになります。

クーパー家いろいろ闇抱え過ぎですね。ジュニパーにグレンを包丁で刺すよう支持するチャールズ、それを止めようと代わりに自分が刺すことにしたベティ、その後チャールズを銃で撃ったアリスとただ傍観しているチック...。誰かの夢かと思うほど狂ってますね。

ラストはタバサが地下壕に行くと手錠で動けないようにしていたはずのジャグヘッドの姿がなく、彼がエイリアンに連れ去られたことを暗示するかのようなシーンでした。一連の事件の真相は不明なままですが宇宙船やエイリアンの話は本当のようですね。

人でないような残酷なことを当たり前のようにやってのけるリバーデイルのみなさん、それを当然のことのように見過ごしている周りのみなさん、考えてみればこの町はやばい人間達で溢れかえっています。レジーでさえもブロッサム家の林を燃やしたりなんかしちゃって。今回のエピソードではみんなのクレイジーさが如実に表れていたと思います。