Episode 20"Chapter 137: Goodbye, Riverdale"
第20話「第137章 さよならリバーデイル」
時は流れて現代、86歳になったベティは過ぎ去りし日に思いをはせる。そんなベティに、高校生活最後の日を追体験し、懐かしい故郷であるリバーデイルに別れを告げるチャンスが訪れる。
終わってしまうのが悲しくてなかなかレビューできていませんでしたがついに最終回...!
注意:ここからネタバレを含みます。
なんとベティが86歳のお婆ちゃんになって登場!孫娘の家の部屋で住んでいて、ちょうどジャグヘッドの死亡記事を読んでいました。あの頃の仲間たちはみんな死んでしまい、ついにこれでベティが最後まで生き残ったことになります。
妖精ジャグヘッド(?)がベティを高校生の姿に戻して懐かしいメンバーに会わせてあげるシーンで、それぞれのその後や最期について語ります。ベティもその話を聞いて色々と思い出しながら喜んだり涙したりする姿が感動的でした。それぞれのその後や最期はこんな感じです。
アーチー:西海岸に引っ越し建設現場で働きながら女の子と恋に落ち家庭を持つ。死後、リバーデイルの地でフレッドの隣に埋葬される。
ジャグヘッド:自身の風刺雑誌「ジャグヘッドのマッドハウス マガジン」を創刊。
ヴェロニカ:映画の女性プロデューサーになるためにハリウッドに移る。
シェリルとトニ:西部に引っ越し有名な芸術家や活動家になり、デイルという名前の息子をもうける。
レジー:NBAにスカウトされたが怪我をしてリバーデイルのチームのコーチに戻り、後に2人の息子がスター選手となる。ダッククリークに妻と両親の隣に埋葬される。
ケビン:クレイとハーレムに移り、ケビンはオフブロードウェイの劇団を立ち上げる。老後も仲良く暮らし2人とも同じ年に亡くなる。
ファングス:ツアー中のバス事故で亡くなる。死ぬ前にミッジを施設から連れ出し結婚して娘にも会うことができ、曲の著作権料でミッジと娘は快適に暮らすことができた。
ポップ:ベティたちの最高学年が始まった年、眠っている間に亡くなる。
アリス:ハルと離婚して夢だったCAになり、ある夜の飛行中にパイロットが心臓発作を起こし飛行機を自分の手で着陸させた。ハンサムで裕福な乗客が感謝の気持ちを込めてアリスをディナーに誘い、一緒に世界を旅することになった。毎回ベティに手紙を送っていたがある日から手紙が途絶える。
メアリー:自分のドレスショップを立ち上げ、ある日店を訪れたブルックと恋に落ち二人は生涯を共にする。
ポリー:バーレスクをやめて家庭に落ち着き双子のジュニパーとダグウッドを産む。
ジュリアン:軍隊に入り若くしてベトナム戦争の犠牲者に。
フランクとケラー保安官:チックに殺される。
ウェザービー校長とソーントン先生:結婚。
ナナ・ローズ:何度も転生。
エセル:登場せず...。2話前にリバーデイルを去ったため、誰とも連絡を取り合っていなかったのかな。
ベティ:女性向け雑誌「She Says」を創刊して成功を収め、カーラという養女を持つシングルマザーとなり、後にアリスという孫娘を持つ。
そんなわけでベティが1番最後まで生き残ったんですね。みんなと過ごす最後の日に戻ったときは何だかさみしかったです。涙を流すメンバーもいましたが役としてだけでなく本当にこれで終わりかと俳優さん自身が本心で泣いているようにも感じられましたし。最後のアーチーとのシーンも...。結局ベティは誰とも結ばれない人生だったけどそれなりに幸せにリバーデイルの地で安らかに眠るっていう終わり方もよかったなと思います。
その後天国にいくと高校生の頃の容姿でみんながベティを待ってくれていたというのもいいシーンでしたね。ベティにとって高校生のあの頃が一番幸せだったんでしょう。天国って本当にこんなに素敵な場所なのかも...と思わせてくれました。
全体を通して、終始展開が読めずに頭が追い付かないことも多かったですが、最後は感動できたし納得させてくれる終わり方でした。もう一回最初から観ることはもうないかと思いますが、完走してよかったと思えるドラマ。とにかくキャストがみんな本当に仲良さそうなのも同世代としてみていて嬉しいし、特にメインの4人は今後もしまたドラマや映画に出演されたら観たいなあと思います。