EP20 "Chapter33: Shadow of a Doubt"/第20話「第33章 疑惑の影」

Episode 20 "Chapter33: Shadow of a Doubt"

第20話「第33章 疑惑の影」

討論会が開催され、山場を迎える市長選。ダーク・サークルとヘビの間には、不穏な空気が流れる。ベティは、不安な思いをシェリルに打ち明ける。

自分の父親が犯罪者ってどんな気持ちなんだろうか。思えばベティもヴェロニカも、もう死んじゃったけどシェリルの父も...みんな父親が悪人なんですよね。そんな人たちとよく一緒に住んでられるなと思うんですが、やはり親子となると少なからず愛情はあるものなのでしょうか。もし自分の親が犯罪者だったら...と考えさせられます。

注意:ここからネタバレを含みます。

前回ベティがハルをブラックフッドだと疑い始めたところで終わりましたね。今回も前半は少しずつその疑いが大きくなっていく感じでした。ブラックフッドとの電話で直接"お父さん"と読んでいたことからもブラックフッドはハルであるということを確信してましたよね。

ハルへの疑いをシェリルに伝えたベティは一緒に2人で協力して必死で証拠を見つけようとします。シェリルは自分の父の犯罪を止められなかった苦しみを抱えているから、ベティの父がもし犯人なら一緒に捕まえたいんでしょうね。ここ2人の組み合わせって敵対してることはあっても2人で秘密を共有しながら協力してる姿はあまり見ないので新鮮な気持ちになりました。

ラストでシェリルのもとにブラックフッドが襲いかかりに行きます。シェリルがドアを開けて驚いた表情でしたが、今回も続きが気になるこのタイミングで終わりました。シェリルがベティに協力して色々探ってることに気付いたから襲いに行ったのですよね。ということはハルが犯人で間違いなさそう...。

いや、そうとも言い切れない..?ような出来事が途中で起こりましたよね。大勢の人が集まる中突然ブラックフッドが現れ銃撃。でもこの時ハルはベティと一緒にいました。なんで..??用務員だったスヴェンソンさんの件も考えるとブラックフッドは複数人いる説が濃厚になりつつあります。町の秩序を保つために何名かが集結してブラックフッドとなり、罪人を次々殺してリバーデイルの町から罪をなくそうとしている可能性がありそうです。

ブラックフッドはまたしてもフレッドをターゲットにして狙いますが、結局アーチーが守ったおかげで助かりよかったです。でもずっとフレッドを狙ってるブラックフッドの正体は何者なんですかね。ハルはベティたちと一緒にいたし...。

ジーがファングスを銃で撃とうとしていることを知りアーチーは止めに行きました。本当ギリギリのところで体当たりしてレジーが撃つのを止めさせることができたのですが、ファングスは他の誰かに撃たれてしまいました。これも誰がやったのかはすごく気になりますね。あと必死でファングスを守ろうとしたサーペントメンバーには今回も仲間意識の強さを見せられました。

ハイラムは相変わらず好き勝手やっててとうとうヴェロニカとアーチーからも見捨てられたような感じでした。アーチー抜きでダークサークルを動かしたり、ヴェロニカがニックをおとりにして得た大金を勝手に使えなくしたり、ハーマイオニーの命を危険にさらしたりともう完全に信頼は無くなりましたよね。ヴェロニカはこの件がありフレッドの市長選挙を応援することにしてました。これは素晴らしい展開ですね。

いつもラストの衝撃が強すぎて今回はシェリル大丈夫かな...と頭がいっぱいでしたが、思い返せばそれぞれのキャラクターにとっても色々動きがあったエピソードでした。ブラックフッドに関してはだいぶ進展はしたけど、まだもやもや状態が続いていますね。早くベティとブラックフッド(ハル)とのブラックフッドに関する直接の会話が聞きたいです。