EP9 "Chapter9: La Grande Illusion"/第9話「第9章 心惑わされて」

Episode9 "Chapter9: La Grande Illusion"

第9話「第9章 心惑わされて」

シェリルは、ブロッサム家の伝統儀式の付添人を務めるようアーチーを説得する。ヴェロニカは、エセルの様子を気遣う一方で、フレッドに真実を話すよう母に迫る。

いろんな事実が徐々に露わになってきて今回も盛りだくさんな回でした。詳細まで全部書き出すとキリがないので思い出せる限り書いてみます。

注意:ここからネタバレを含みます。

アーチーに妙に近付きだすブロッサム家、怪しいですよね。一家の伝統行事にシェリルの付添人としてエスコートしてほしいと頼まれたアーチーは「彼女がいるから」と断ろうとするんだけど、音楽アカデミーのコネがあると伝えられて結局引き受けてしまいました。絶対裏があるだろうに、何でブロッサム家のお願い引き受けちゃうかなぁ。たまにアーチーって純粋過ぎてバカだなあと思ってしまいますが、普通の高校生って考えたらこんなものなのかな。勘の鋭いベティとかジャグヘッドが大人過ぎるのかも..?

一方ブロッサム家に行ってしまってから連絡が付かないポリーを心配するベティとアリスは、アーチーに頼んでポリーへ伝言を伝えてもらう事に。ポリーは殺人事件の手がかりを探るためにブロッサム家を選んだということが分かり、ホッとしました。その選択ができる頭の良さと勇気はすごいと思います。

アリスはといえば、夫に激怒して石を投げて窓ガラスを割ってました..。物にあたるぐらいの怒りだったんでしょうが、これにはベティも驚いてましたね。アリスに限らずですが、このドラマに出てくる大人ほとんどが、子どもの前でそんなことしちゃだめでしょ〜ってことを平気でしてしまうから恐ろしい。逆にそんな親に育てられたせいか子どもたちは周りをよく見てるし観察力とか鋭いなって思います。

ヴェロニカは父ハイラムのせいでエセルの父が破産してしまい、さらに自殺未遂をしてしまったことにとても罪悪感を感じていました。父からもらったパールのネックレスを泣きながらちぎってしまうシーン、ヴェロニカは何も悪くないのにこんな気持ちにさせられて可哀そうだったな..。ヴェティがすぐさま駆け寄って抱きしめてあげてたのが救いです。

シェリル両親の会話を盗み聞きしてしまったアーチー。ハイラムはブロッサム家が逮捕させた的なこと言ってましたね。また自分たちのビジネスを有利に動かすためでしょうか。

ブロッサム家からはいいように使われていただけだと知りようやくヴァレリーに謝りに行くアーチーですが、時すでに遅し。結局振られちゃいました。放っておかれた時間は取り戻せないからね~。ヴァレリーの気持ちを考えればそりゃそうなるよと思いました。

シェリルが家族写真のアーチーとポリーの顔を赤ペンで塗り潰したところでこの章は終わりました。協力してくれないアーチーに苛立ったんだろうけど、シェリルってホント感情的な子だから何を仕出かすか分からなくて見ていてハラハラします。でもドラマ的には面白いからしばらくこのキャラは貫いてほしい気持ちもあるんですよね。

毎回続きが気になる衝撃的な終わり方なんですけど、今回は衝撃というより恐怖感を与えられた感じがします。アーチーとポリー、本当に消されてしまわなきゃいいけど...。きっとシェリルの一時的な感情、それだけですよね?