EP1 "Chapter118: Don't Worry Darling"/第1話「第118章 心配しないで」

Episode 1"Chapter 118: Don't Worry Darling"

第1話「第118章 心配しないで」

時間を遡り過去に来たことを仲間たちに証明するため、強力な証拠を手に入れようとするジャグヘッド。アーチーたちが転入生のヴェロニカに夢中なのが面白くないシェリルは、あることをたくらむ。

なんとか彗星の衝突を回避したかと思ったらここにきて1950年代にタイムスリップというまさかな展開に驚きです。シーズン6の悪役パーシヴァルが消えてくれてまた新たな物語を新鮮な気持ちで観れるのはいい気分転換になりそうです。

注意:ここからネタバレを含みます。

タイムスリップによりそれぞれの人間関係がこれまでとはガラッと変わった様子。まずベティとケビンが恋人同士という設定にびっくり。せっかくシーズン6でアーチーと結婚する流れだったのに...。しかもクーパー家にはハルが存命で普通の優しいパパになっています。シェリルに至っては双子のジェイソン...ではなくジュリアンが登場。ヴェロニカはLAからの転校生として紹介されており、アーチーは既にヴェロニカに気がありそうな感じですね。トニはライターとして活躍しているようですが、前髪ありのヘアスタイルがとても似合っています。

みんなそれぞれそれなりに幸せな生活を送っているようでしたが、唯一過去の記憶があるジャグヘッドだけは複雑そうでした。特にタバサに話しかけたとき、彼女には恋人だった頃の記憶がないので距離感のある会話しかできてなくてもどかしかったでしょう。アーチーたちにどうにかして自分たちは未来から来たんだと伝えようとするも失敗。タイムカプセル見せられても埋めた覚えもないならそんなドラマみたいな話信じがたいでしょうね。

そんな中で最後にポップの店に現代...といっていいのか(?)とにかくジャグヘッドと付き合ってた頃のタイムトラベルできるタバサがジャグヘッドの前に現れました。そして、彗星の衝突は実は回避できなかったこと、仕方なくみんなを過去に送るしかなかったことなどを話し始めます。さらに、ジャグヘッドがこの時代で生き残るには過去の記憶を消すしかないと..。タバサと一緒に過ごした記憶がなくなってしまうことを懸念し躊躇しましたが、結局他に手段もなくタバサとのキスで過去の記憶を消すことに成功しました。

今シーズンは1955年ということでみんなのファッションや流行、話し方なんかも少し昔っぽく再現されていて面白かったです。リバーデイル高校に黒人教師がいないとかで当時の社会問題について触れている点もいいなと思いました。

事件や変な宗教や魔術などは一切なく、それぞれが普通の人生を歩んでいるといういい意味で平凡なエピソードでしたが、ラストシーンでタイムトラベルしてきたタバサの登場で一気に引き戻されました。とはいえジャグヘッドにはもう過去の記憶がないので、みんなで幸せに普通に暮らしていくのでしょうか。それともまた現代に戻るのかな..?今後の展開が気になります。