EP14 "Chapter109: Venomous"/第14話「第109章 猛毒」

Episode 14"Chapter 109: Venomous"

第14話「第109章 猛毒」

弱点を克服しようとするアーチー。毒の力に悩むヴェロニカ。ベティの記憶から秘密を掘り起こすジャグヘッド。それぞれが、厳しい現実に直面してゆく。

このドラマの脚本はドラマが進むと同時にどこへ執着するか分からぬまま書き進めている感じがするのは私だけでしょうか。これでもかと言わんばかりに幻想を色々詰め込んできますね。一つ一つ切り取って観れば面白いんです。でも衝撃的なシーンが多過ぎてこちらもいよいよ慣れました。最終回がどのようにまとまるのか見届けなければという使命感と出演者が好きというこの2点がモチベーションで見続けてます..。

注意:ここからネタバレを含みます。

今回ヴェロニカが毒蜘蛛女になってたのが一番の「!??」でした。病院に行くと体中に毒が増え続けていることが判明。ヴェロニカ自身は自分自身の毒で死ぬことはないようですが、感情的になったりすると他人を殺してしまうようです。レジーと口論になっていた時にも何も攻撃してないのにレジーを出血させていて恐ろしかったですね..。そもそもずっと唇が真っ黒でいかにも毒蜘蛛というヴィジュアルも別の生物になってしまったようで怖いですし。本来こういうのは誰かの夢の中のシーンで起こるべきです。ただ、独に反応しない無的な体になっているし自分で毒の量を調整までできるとなると、パーシヴァルを倒すのに役立ちそうな能力を手に入れてくれたという点ではいいことかもしれません。

アーチーはシェリルの助言からパラジウムを体内に取り入れることで強くなろうと試みましたが、体重は減少するし貧血になるしで明らかに鉄分不足になっていました。シェリルは熱の力を利用して(?)呪文を唱えれば不死身に戻れるかもという信じがたい方法を提案しますが、それがなぜか上手くいったようです。突っ込みどころ満載でしたがこれでパーシヴァルを倒せるならそれでいいです..笑。

それにしてもアーチーとヴェロニカのキスシーンは必要あったのかな...。アーチーとヴェロニカによりを戻してほしい視聴者も多いんだろうけど、ヴェティの目の前で堂々としてるしベティがそれを許してること自体私的にはあり得ないです..。まあでもヴェロニカの毒で死ななかったのでアーチーが本当に不死身に戻ったことは証明できましたね。

ベティはジャグヘッドに協力してもらいながら自身の深層心理の記憶を探っていました。すると、アリスも連続殺人犯の遺伝子を持っていたことがわかりました。ハルも殺人鬼でしたが両親ともにその遺伝子を持ち、ベティにも受け継がれたということだったんですね。ハルはベティがこの遺伝子を受け継いだことに喜んでいる様子でした。殺人が悪いことだと思ってなさそうなあたりがサイコパスですよね。とにかくベティは本当のことをずっと教えてくれなかったアリスに失望していました。ベティもせめて高校生の時には真実を知っていたかったでしょうね。

過去シーンが複数出てきて少し懐かしい思いができたのがよかったです。ヴェロニカがベティを誘ってアーチーと3人で集まってお酒を飲むシーンも高校生の頃の友情がまだ続いていることを思い出させてくれました。何があってもこの友情だけは続いてほしいです。