EP22 "Chapter57: Survive The Night"/第22話「第57章 この夜を乗り越えて」

Episode 22 "Chapter 57: Survive The Night"

第22話「第57章 この夜を乗り越えて」

アーチー、ベティ、ジャグヘッド、ヴェロニカは、G&G最後のゲームへ。過去、現在、そして未来へとつながる闇の連鎖を、今ここで断ち切らなければ。

シーズン3の最後のエピソードでしたが、期待通り前回のクレイジーさに匹敵するクレイジーさでした。よかったところと"え??"と疑問が残ったところが半々ぐらいでした。

注意:ここからネタバレを含みます。

ガーゴイルキングについてのストーリーは今シーズンの真ん中ぐらいで終わると思ってましたが結局かなり長引きましたね。ようやくここにきて正体が明かされました。ペネロペがガーゴイルキングの裏にいたという事実が判明。ペネロペなら確かにやり兼ねないなと納得いく結末でした。ベティ達(メイン4人)に、「私を子どもの頃からブロッサム家に嫁がせようとしたこの町に復讐したい」という理由でG&Gに関わり続けたのだと語ります。確かに幼少期のそのような体験を考えると常に心が乱れてた理由は理解できるし、ジェイソンを亡くしてからはさらに気が狂ってたんだと思います。

ハルとチックがペネロペと組んでいたこともわかりました。チックは背中にG&Gのタトゥーを入れて赤毛に染めてジェイソンのふりをしてました。チックがハルに殺されたシーンがなかったのできっといつか戻ってくるんだろうとは思ってたけどまさかのガーゴイルキングとして戻ってくるとは...!最終的に刑務所に収容されてようで一安心です。

ペネロペの要求でアーチーは野獣と戦わせられて勝利します。ベティはベロニカと一緒に危険なボトル回しゲームをしますが、すべての聖杯に毒が少量ずつ盛られていました…。解毒剤を入手するにはすぐにゲームをクリアする必要があり、ジャグヘッドはチックとの戦いをクリアして、最後にベティは父親を殺すことを命じられ発砲します。その後ペネロペがハルの頭を撃ち殺してしまいます。残酷過ぎるゲームをクリアした4人ですがペネロペはまだ4人の死を望んでおり危険な状態に。ペネロペがサイコパス過ぎてひどいです。

シェリルとトニは再会し、サーペントとポイズンズが一緒に4人を救いに行きます。いいタイミングで駆けつけてくれてよかったです。その後彼らはアセンション(定義がよくわかりませんが、魂が天に昇ることらしい..)を止めるために農場に向かいましたが手遅れでした。何が起こったのかを人々に伝えるために誰かが残らなければならなかったとのことで、ケビンは一人ぼっちで農場に残っていましたが、他の人たちは昇天してしまったようです。え、アリスたちはどこ行ったの...??そもそも昇天って具体的にどういうこと??

アリスがFBI捜査官であるチャールズに協力してこっそり農場の捜査をしていたという暴露もありました。FBIはかなり長い間エドガーを追跡していたようで、アリスは単純に洗脳されてたんではなくまさかのスパイだったのですね。そういうことならアリスのことをもう少しまともに見れそうです。というかチャールズは生きていたということ自体も衝撃ですし、チャールズはアリスとFPの子なのでベティの兄でありジャグヘッドの兄でもあります。愛し合う2人に共通の兄がいるという複雑な人間関係はゴシップガールみがあっていいですね。チックがチャールズのふりをしていたのはゴシップガールアイヴィーがチャーリーローズのふりをしていたのとも重なりますし。

一方でシェリルの精神状態が心配ですよね。昨シーズンではジョシーへの執着とその後のストーカー行為がありましたし、トニと一緒になってからはだいぶ落ち着いたようには見えていたけど、なんとジェイソンの死体を自分の部屋に持ってきて語りかけている模様...。農場から出たことで会えなくなったからって死体を持ってくるとは相当いかれてますよね。トニや一緒に住んでるおばあちゃんは気付いていないんでしょうか。

エピソードが終わったかと思うと、メインの4人がポップの店で仲良く普通の高校生のような会話を楽しんでいるシーンがようやく映りました。4人は史上最高の高校生活を送ろうと誓います。しかしその平和なシーンはすぐに暗いシーンへと切り替わり...。血まみれのベティ、ヴェロニカ、アーチーがジャグヘッドの帽子を燃やしているという衝撃過ぎる終わり方。え、死んじゃうの...??!!

今シーズンも様々な疑問を残して幕を閉じました。リバーデイル高校は夏休みに突入しますね。今回のラストシーンからしてどうやら高校最後の年も平穏ではなさそうです。それにしても終わり方が本当にうまいですね。