EP15 "Chapter132: Miss Teen Riverdale"/第15話「第132章 ミス・リバーデイル・ティーン・クイーン」

Episode 15"Chapter 132: Miss Teen Riverdale"

第15話「第132章 ミス・リバーデイル・ティーン・クイーン」

町で毎年恒例の美人コンテストにベティを出場させようと、背中を押すヴェロニカ。エセルはコンテストへの出場を熱望するが、自分が町を代表するような理想的な女の子ではないと感じてしまう。

日本でいうミスコンってアメリカではこの時代にも既にあったのですね。今回はベティ等女の子たちがミスコンに参加する物語です..!

注意:ここからネタバレを含みます。

ベティの両親が司会をする"リバーデイルクイーンコンテスト"の優勝者に奨学金が出ると聞いてベティが参加することに。ヴェロニカやシェリル、トニ、ミッジ、エブリンも参加します。ミッジは妊娠していることをアリスに気付かれてしまって参加できなくなり、代わりにエセルが参加をすることになりました。

大人たちの反対を押し切ってエセルを出場させてあげたいというベティたちの協力する姿は良かったですね。みんながドレスを着る中でエセルが涙したシーンを見ていたので、最後に優勝した時は私もすごく嬉しい気持ちになりました。

ただ、実際には優勝者はベティだったのになぜアリスは直前でエセルに変えたんでしょう。あんなに出場に反対していたのに。両親のいない不幸なエセルの人生を変えてあげたかったとのことですが、娘の優勝をなくしてまでそんなことするかな..?ベティに優勝してほしくないからエセルに変えたように思えて仕方ないのですが..。そんな疑いを持ちつつもベティはアリスを信じ、愛しているよと伝えてました。

アリスの言動にはところどころ違和感があるんですよね。いいと思ってやったことが悪い結果になってしまった→後悔。アリスはこのパターンが非常に多いです。今回のエセルを優勝させる決断もハルにも相談せず単独でやってるし衝動的にやってるのだとしたらもう少し色々考えてほしいなと思います。

今回は女の子たちメインのストーリーでしたが、ポップの店のテレビの前で男子たちが嬉しそうに美女たちを眺めているシーンが高校生らしいなと思いました。今シーズンはこういう高校生らしいシーンがたくさんあって楽しめるのが嬉しいです。

EP14 "Chapter131: Archie the Musical"/第14話「第131章 アーチー ザ・ミュージカル」

Episode 14"Chapter 131: Archie the Musical"

第14話「第131章 アーチー ザ・ミュージカル」

ケヴィンとクレイは学校生活をテーマとしたミュージカルの曲を作るが、登場人物たちの姿は現実の仲間たちとは微妙に異なっていた。心に葛藤を抱えるアーチーは、進むべき未来について思い悩む。

タイトル通りの楽しいミュージカル回です。高校生が学校で歌って踊っていることからまたハイスクールミュージカルを思い出しました。今シーズンの中でも特に楽しい気分で気軽に見れるエピソードです。

注意:ここからネタバレを含みます。

毎年リバーデイル高校ではオクラホマのミュージカルをしてきましたが、今年は創作ミュージカルをやろうとケビンとクレイが作曲してみんなで練習していました。練習の成果を校長に見せると、創作ではなく今年も毎年恒例の"オクラホマ!"にしようと言われてしまい落ち込むケビン。タイミング悪く両親の離婚もあったりで可哀想でした。

ミュージカルの中では女の子たちみんながアーチーに惹かれているという夢物語のシーンがありましたが、現実ではアーチーの取り合いではなくベティとヴェロニカがやっぱりお互いのことを気になっている感じでしたね...。どっちがアーチーとくっつくのかと思って見てたけどB&Vカップルの誕生日でまさかの結末になりそう..??

ラストシーンではケビンが書いた曲をみんなで歌って全員でハグし合うという素敵な終わり方でした。全部で4〜5曲ほどあったのでストーリーが進むというよりは歌詞に載せてそれぞれのキャラクターが葛藤しているものと向き合ったり本当の気持ちを確かめあったりできた回だったんではないでしょうか。

EP13 "Chapter130: The Crucible"/第13話「第130章 るつぼ」

Episode 13"Chapter 130: The Crucible"

第13話「第130章 るつぼ」

生徒思いの教師が懲戒免職になり、校内に不穏な空気が漂い始める。ヴェロニカはハイラムの突然の訪問に驚き、その思惑を疑う。シェリルは、父の意向に背こうとする。

今シーズンは時代設定が1950年代なので様々な社会問題が色々なシーンに散りばめられていて考えさせられるいいシーズンだと思います。

注意:ここからネタバレを含みます。

エセルとジャグヘッドは返却されてしまったコミックをポップの店にて自分たちで売ることに。裏でクリフォードが動いてコミックを回収しており、最終的にカラー保安官らが店にやって来てコミックを没収してしまいました。

学校ではソーントン先生が社会主義者だと疑われてクビになってしまいました。アーチーは校長室に呼ばれてトーンソン先生から洗脳されてないかと聞かれ、フレッドからも詩を描くのはやめるよう促されます。

シェリルはクリフォードからビクセンズを奪われそうになります。同性愛を認めないクリフォードが娘の大切なものを奪うなんて許せないですね。シェリルはトニ、ケビン、クレイと4人でダブルデートすることで対抗していたのが頭いいなと思いました。

ハイラムがヴェロニカのもとへ現れました。結局自分を守るために嘘の証言をしてほしいと頼みに来たみたいですが、ヴェロニカは代わりにハーマイオニーのために不倫を打ち明けて自分は独立することを約束させます。なんだ、ただ娘に会いたくて来たわけじゃないところがハイラムらしいですね。

そして久々にグランディ先生も登場。またアーチーと卑猥な関係になったりしなきゃいいですけどね〜。前シーズンまでで死んでしまった人を全員ラストシーズンでもう一度出演させようとしているのかな..?

アーチーのるつぼの朗読発表は気持ちがこもっていて周りの生徒たちにも気付きを与えたようです。クリフォードに黙って従う大人たちと比べて生徒たちはみんな自分たちとしっかり向き合って対抗している姿がかっこよかったです。

EP12 "Chapter129: After the Fall"/第12話「第129章 心の支え」

Episode 12"Chapter 129: After the Fall"

第12話「第129章 心の支え」

それぞれに悩みを抱えるアーチーとレジーは、重要なバスケの試合を通じて信頼と友情を深めてゆく。ベティとヴェロニカは一緒に楽しい夜を過ごし、両親との複雑な関係を打ち明け合う。

登場人物のみんな、それぞれ顔が濃くスタイルいいからか本当にコミックから飛び出して来たように感じますよね。今シーズンは衣装がレトロな感じだから余計にそう感じます。

注意:ここからネタバレを含みます。

ジュリアンたち部員の車での事故を全てレジーのせいにしようとするクリフォードが相変わらず人種差別的で最悪でしたが、結果的にレジーは部員のみんなには愛されていて部長になれて試合も勝てたしほんとよかったですよね。この時代から早く人種差別がなくなってほしいですが、そんな中でのアーチーとレジーの友情がとても素敵だと思いました。

ケラー保安官はエセルの牛乳配達員との事件後、一連の事件は単純明快で全て謎が解けたと思っているようです。でもジャグヘッドの言う通り謎は深まるばかりです。ワーザーズ博士によると配達員は放浪者..?保安官たちも含めて何か事件に関する重要な手掛かりを知っててジャグヘッドたちには隠しているような気がします。

エセル自身はまたベティの家に住むことになりました。一度エセルを施設へ追いやったアリスが快くまた受け入れるのも不思議ですね。しかも我が子のように接し始めてベティは実は自分が養子なんじゃないかと疑いヴェロニカに相談していました。

このシーンでのベティとヴェロニカの恋...?は予想外過ぎました。2人とも親との関係に悩んでるから分かり合える大切な存在なんだろうけど。キス寸前でメアリーたちが部屋に入って来たのでこの先結ばれるのか気になります。アーチーはこんなこと起きてるなんて思ってもないだろうなぁ。

ヴェロニカとベティの両親がネグレクト状態なことにメアリーは同じ母親としてあり得ないと、アリスとハーマイオニーに怒りに行ってました。まともな大人が少なくとも1人周りにいてくれて安心しました。アリスの反応はおかし過ぎて理解に苦しみます..。

事件の真相がさらに気になるのと、クリフォードの権力には誰も逆らえないんだと言うこと、それからそれぞれの恋愛事情についても引き続き気になった回でした。

EP11 "Chapter128: Halloween II"/第11話「第128章 ハロウィーンをもう一度」

Episode 11"Chapter 128: Halloween II"

第11話「第128章 ハロウィーンをもう一度」

リバーデイルのハロウィーンを盛り上げるため、ヴェロニカはバビロニアムでハロウィーンにぴったりのショーを開くことに。不可解な事件の謎を調査するジャグヘッドは、大きな発見をする。

今シーズンでは牛乳配達員がキーパーソンのようですが、そういえば牛乳配達の人って現代は日本でもめっきりお見かけしなくなりましたよね。私が小学生の頃は家の前に牛乳瓶を入れるケースのようなものが置いてあった記憶があります。

注意:ここからネタバレを含みます。

ジャグヘッドはレイベリが牛乳配達員に殺害されたのではと疑いケラー保安官に話します。エセルの両親も配達員に殺されたんだから関係ありそうですよね。なのに保安官は証拠不足だとか言ってまともに聞いてくれません。

そんなわけでジャグヘッドはハロウィンパーティにて牛乳配達の本の作者の知人に出会うことができましたが、彼はすでに死んでいるようです。あれ以上の作品はもう書けないと言って自殺したみたいですが、本当なのかはまだ不明ですね。

エセルは施設から抜け出すことに成功し、レイベリの部屋に隠れ住むことに。そこでジャグヘッドが同じアパートの住人から牛乳配達員の瓶の音がしたと聞きいそいでエセルのいる部屋に入ると血まみれの配達員と包丁を持ったエセルの姿が..。

ヴェロニカはハロウィンの仮装をして登校しますが、他のみんなはいつも通りの格好。リバーデイルでは過去の事件のせいでハロウィンは大人しく家で過ごすのが習慣のようです。しかしヴェロニカはハロウィンを楽しむためにバビロニアム劇場でゴーストショーを開催することにします。ヴェロニカハロウィンの仮装似合いますよね。

一方でベティとアーチーはレジーにハロウィンの楽しみ方を教えてあげていましたが、ここの3人が三角関係とは予想外でしたね〜。空気を読んだレジーが早めに帰るとアーチーとベティは2人きりに..!キスしたいってセリフ可愛すぎます。いい感じだったのに牛乳配達員が窓の外に現れたの怖いしタイミング悪過ぎるし..。キッチンに置かれてた牛乳瓶が映ったときはドキッとしましたね。アーチーはベティを家に送り届けてアリスが激怒。色々邪魔はあるけど2人はもう確実に両思いだし幸せになってほしいものです。

牛乳配達員の件はまだ謎が多いですが、エセルの血まみれ姿が両親殺害事件のあの日の血まみれ具合と同じ感じなのが気になります。事件の真相が不明なまま容疑者が死んでしまったので捜査には時間がかかりそうですよね。

EP10 "Chapter127: American Graffiti"/第10話「第127章 若者たちの夜」

Episode 10"Chapter 127: American Graffiti"

第10話「第127章 若者たちの夜」

レイベリの過去を調べるジャグヘッドとタバサ。ベティとヴェロニカが企画したダブルデートは、まさかのトラブルに見舞われてしまう。シェリルは、トニの文芸クラブに参加する。

みんなが普通のティーンエイジャーとして悩みながらも幸せに生きている間、ジャグヘッドだけは好きな作家の死について調査し続けていて昔のリバーデイルを思い出させられますね。今シーズンで終わりなのでこれがラストの事件かな~。

注意:ここからネタバレを含みます。

学校の成績が上がってきたことでフランクから車の鍵を返してもらい喜ぶアーチーでしたが、その横で同じぐらい興奮しているレジーの姿が。レジーも車好きで改造車に興味津々で、2人で車に乗りさらに気に入ったのかその日の夜にヴェロニカとデートするために車を借りていました。その直後にベティからデートのお誘いがあったアーチーは車を貸したことを後悔したでしょうね。でもベティは一緒に歩けるだけでも幸せそう。

結局アーチーは大切な車が心配だったのかベティとの会話にも全然集中できずデートは微妙な感じだった様子。一方でレジーとヴェロニカのデートも微妙だったらしく、4人でダブルデートすることになったんだけどここでもガス欠でデートは台無しに。後日ベティに車の修理を手伝ってもらうレジーを見たアーチーは明らかに嫉妬してます。レジーとアーチーって結局どこにいてもライバル関係なんですよね。

ファングスは急に人気ものになっててすごいちやほやされてるけど、ミッジ一筋なところがすごく男らしくていいですね。純粋に仕事うまくいって子どもと3人で幸せになってほしいです。

トニとシェリルもお互いに言いたいことが言えていい距離感を保ちながらも付き合っていて素晴らしい関係....!(トニの文芸クラブにシェリルも参加したいと主張したあたりから。)そもそもこの時代に周りにオープンに同性同士付き合ってることを公言できるのは2人が自立している証拠ですよね。

ジャグヘッドはタバサとレイベリの件について調べ、レイベリに妻がいたことを知り直接彼女に会いに行きました。ここでも人種差別問題が絡んでいたのか..。とれからジャグヘッドとタバサ、2人は付き合ってるのかと聞かれたとき気まずそうにしながら否定していたのがかわいいです。絶対両思いですよね。

ラストシーンでマーティンというレイベリの隣人がジャグヘッドに奇妙なことを言ってました。数日前牛乳配達の音がしたんだとか...なのにレイベリの冷蔵庫には牛乳がない...。もう牛乳配達員がレイベルを殺したって言ってるようなもんですよね。これが事件ならジャグヘッドはこの調査に追われて気づいたら最終回迎えてたってことになり兼ねないですよね。もっと最終シーズンなんだからジャグヘッドにもティーンらしい生活を送ってほしいです。

EP9 "Chapter126: Betty & Veronica Double Digest"/第9話「第126章 ベティとヴェロニカの物語」

Episode 9"Chapter 126: Betty & Veronica Double Digest"

第9話「第126章 ベティとヴェロニカの物語」

ワーザース博士のセラピーを受けるベティは、博士が投げかける質問に違和感を抱き始める。ヴェロニカは両親から劇場のビジネスを妨害されるが、くじけることなく逆境に立ち向かう。

ヴェロニカがどうしてもゴシップガールのブレアに見えて仕方ないシーンが最近増えてきました。特に今シーズンはまだ割と平和なので余計。

注意:ここからネタバレを含みます。

ベティがワーザース博士のセラピーを受ける中であれこれ質問ぜめに合うシーンから始まりましたが、今時生徒にこんなことしたら恐らくアウトでしょう。このときのベティの脳内映像が中2男子なみに性に関して興味津々ですごく面白かったです。そしてセラピーで話した内容が親にすべて話されていたようで怒っていろいろと詮索をしながら最終的にセラピーをやめることに成功しました。ロリータの本のおかげっていうのが笑えますよね。

それでも心配するアリスとベティが最終的に口論になり、途中でハルが入ってきてアリスをかばってました。ベティって反骨心とか強そうなので怒っても逆効果じゃないかな。アリスもハルも、もっとベティのことをちゃんと見てあげて認めてあげたほうがいいと思います。そしてハルの亭主関白な感じもちょっと気にかかります。

バビロニアムの映画館を経営する相変わらずビジネスウーマンなヴェロニカ。無料で作品を公開する作戦でチケット完売に成功しましたが、途中で映像の不具合が発覚して4D映画で対応しようというなんとも斬新な考えですね。ヴェロニカはいつの時代も親に邪魔されるの必須な人生のようです。今回のタイトルになっているベティとヴェロニカ、2人ともそれぞれ親との関係がうまく行ってないようでしたね。

ラストシーンはジャグヘッド。ポップの店でレイベリの作品を読み漁ってこれからは前をうこうと決めた矢先、ケラー保安官がやってきて操作に協力してほしいんだとか。これは...ただの自殺じゃなかった説..?