EP9 "Chapter44: No Exit"/第9話「第44章 出口はどこに」

Episode 9 "Chapter 44: No Exit"

第9話「第44章 出口はどこに」

ハイラムに乗っ取られた町は様相を変え、ヴェロニカは店を守るために奔走する。行き場のない子供たちを保護するベティ。アーチーは、内なる闇に直面する。

フィズルロックスってどんな薬なんだろうと考えてみたのですが、英語のfizzleという単語からして口の中で炭酸の弾けるようなキャンディー...日本でいうシゲキックスのようなお菓子に麻薬が混ぜられた物のようです。ティーンエイジャーが好みそうですね。

注意:ここからネタバレを含みます。

アーチーがカナダの奥地でひっそり暮らしていましたが、ベガスと散歩中に山で熊に会い襲われてしまいました。背後に気配を感じると決まって覆面男かギャングか誰かだったので熊は少し意外でしたが、電話でも警告ありましたもんね。運悪く傷もかなり深そうだし心配です。

そしてついにアーチーまでも幻覚を見始めました。G&Gのゲームでハイラムを殺さなければならなくなったり自分自身が嫌になってバットで殴ろうとしたり...。幻覚とはいえ滅茶苦茶ですね。現実世界に戻ると傷口から血を流して意識がないようでした。やっぱり心配ですね。

ジーはマスクを被った男たちに殴られてしまいます。ハイラムのせいだというヴェロニカは復讐のため売上の帳簿を改ざんしたりあれこれ企んでましたね。もうヴェロニカの頭の中は確実に高校生じゃなくて経営者というか詐欺師というか...何というか普通の大人以上ですよね。

その後ジョシーも狙われてバーで歌うのはやめると言い出すし、ヴェロニカがハイラムに逆らう度に周りの子が危険に晒されてしまってます。誰かれかまわずって感じでハイラムはやりたい放題してるけど、娘にだけは手を出さないあたりは憎み合ってても本当に親子なんだなと思います。

施設から逃げた行先のない子たちがベティの家に寝泊まりしてました。アリスはみんなの面倒を見れないと言って農場へみんなを送ってしまいました。まあ確かにこんな急に家に人が増えたら負担ですもんね。でも信者はこれ以上増やしたくないですよね。

ファングスのように稼ぐためにフィズルロックスを売る人も出てきて、施設にいた子も1人持っててベティが問い詰めてたし、この薬がさらに広まってしまいそうな雰囲気です。ジャグヘッドは薬には手を出すなとサーペントメンバーに念押ししてたので少しでも減ればいいですけど。

ハイラムの肖像画に口紅でキスマーク付けてたシェリルの発想には笑っちゃいましたね。物を盗んでおいてあえて痕跡を残すなんて、挑戦状としか思えません。結果的にトニと一緒にサーペントを抜けることになっちゃったけど。

ジーとヴェロニカのキスはなんとなくありそうな気もしていましたが、まだアーチーのことを好きだと思っていたのでまさかという感じですね。一時の感情ってやつなのかな〜。