Episode5 "Chapter 40: The Great Escape"
第5話「第40章 大脱走」
ゲームマスターの視点から、ゲームを心理戦と捉えるジャグヘッド。アーチーは脱走を画策する。ヴェロニカは仲間たちに協力を求め、危険な計画を実行に移す。
前回神回だったと書きましたが今回もタイトルが"大脱走"というだけあって現実離れしたエピソードでありなかなか楽しめる回でした。
注意：ここからネタバレを含みます。
ジャグヘッドがG&Gのゲームマスターになろうと意気込んで完全にのめり込んでしまって、ベティの話もちゃんと聞かないし何だかいやな予感がしました。目つきが今までと違って怖いしシェリルに頭の上の空き缶を命中させるよう矢を放たせてたりと行動が正気じゃないのが気になります。
ノートン所長がアーチーの体に焼き印を入れるシーンは残酷過ぎて見てられませんでした。脱走をしようとした罰として...ってことだと思うけど、人間のやることじゃない。狂ってますよね。
アーチーはノートン所長との妙に豪華な食事から今夜のマッドドックとの試合が自分の最後の試合になることを知ります。ホアキンが所長の命令でアーチーを裏切って刺したのは本当に最悪でしたね。刺されたのにそのまま試合に出るアーチーが痛々しかったです..。
結果的にみんなでゲームをすることでアーチの脱獄を成功させていたのは素晴らしかったです。G&Gのゲーム内でのミッションが現実の出来事と重なっているところが面白かったですね。個人的なお気に入りシーンでいうと、ヴェロニカが金髪姿で偽名を使ってレジーと一緒に試合会場に入り込んだシーン、ベティがサーペントジャケットを着て車を壊すシーン、ベティとアーチーが水道管で出会うシーン、追い詰められたバイクの後ろに乗っていたのはアーチではなくケビンだったシーン、そしてマッドドックが試合中に脱走計画を聞いて自分は行けないけど協力すると言ってくれたシーン等々、みんなが一つになって協力して大脱走が成功したのがほんとによかったです。
そういやジェシーとケビン、シエラとトムの4人でのシーンもありました。子ども2人がG&Gについて聞いてもやったことないと嘘をつく親2人..。そんでもって2人はついに再婚するとか言ってましたね〜。
そしてラストでノートン社長もG&Gをプレイしていて自ら青酸カリを飲んで死亡してしまいました。行動が狂ってたのはガーゴイルキングに支配されていたからなんですね。嫌な奴がいなくなったのは嬉しいですが、このゲームがなくならない限り今後どんどん死者が増えそうで怖いですね。
