テート美術館展 光 —ターナー、印象派から現代へ

こんにちは。iPhoneのカメラレンズカバーのサイズを間違えて購入してしまった、めもまるです。iPhone14ユーザーなんですが、iPhone13のサイズが届きました。え。14で検索したはず...とAmazonを確認するとしっかり「iPhone13専用」と書かれたものを購入していました。「iPhone14 カメラレンズカバー」で検索したのにiPhone13のカメラレンズカバーがヒットするのやめてほしい...。まぁ確認不足な私が悪いんですが、今回はメルカリで出品して即売れしたので良しとしましょう。そもそもレンズカバーって必要ないのかなぁ...。

ところで真夏日だった先週末ですが、ずっと行きたかった国立新美術館へ足を運びました。展示室以外の部分もかなり広々としたスペースが活用されていて、以前インスタで逆円錐状(?)のカフェ的な空間を見て魅力的だと思いほぼこれを目当てに行きました。

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ついでに〜というのも失礼ですが、テート美術館展 光 —ターナー印象派から現代へを覗くことにしました。これがめちゃめちゃ混雑していて1時間ほど並びました。光をテーマにした作品ということで有名な印象派の作品や日本初出展の作品もいくつかあったりと色々と注目されていたみたいですね。優雅にランチをした後で美術館へ向かってしまったんですが、やはり休日は閉館間際やあえてのランチタイムに行くべきなのかもしれないです。

【開催概要】
期間:2023年7月12日(水)~10月2日(月)
住所:東京都港区六本木7-22-2 国立新美術館
アクセス:東京メトロ千代田線「乃木坂」駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)、
東京メトロ日比谷線「六本木」駅 4a出口から徒歩約5分、
都営地下鉄大江戸線「六本木」駅 7出口から徒歩約4分
入場券:大人 2,200円(税込)、大学生 1,400円(税込)、高校生 1,000円(税込)/中学生以下 無料

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ところでテートって人物名かと思っていたらイギリスにある国立美術館の連合体のことらしく、有名な印象派クロード・モネから日本ではあまり知られていない作家などの様々な光にまつわる作品が展示されていました。

ここで私のお気に入り作品をいくつか紹介したいと思います。

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ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー「湖に沈む夕日(1840)」/Sun Setting over a ake(1840)

こんなに抽象的なのに何故かずっと見ていられるから不思議ですよね。光の美しさに集中していたら周りの景色などは描く必要がないと思ったんでしょうか。確かに水面に夕陽が綺麗に映っていたら水平線がどこなのか分かりにくいのかも。グラデーションがすごく綺麗ですね。

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ジョン・マーティン「ポンペイヘルクラネウムの壊滅(1822)」/The Destruction of Pompeii and Herculaneum(1822)

迫力があり、人々や海に浮かぶ船が詳細に描かれているのが魅力的でじっくりと鑑賞しました(混雑の中、一番前を陣取り何分も凝視してしまった)。もっとヴェズビオ火山の噴火について知りたいと思わせてくれた作品です。

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ジョン・ブレット「ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡(1871)」/The British Channel Seen from the Dorsetshire Cliffs(1871)

まさに天から射し込む「光」を描いていて家に飾りたくなるようなきれいな絵でした。

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ゲルハルト・リヒターアブストラクト・ペインティング 726(1990)」/Abstract Painting 726(1990)

こういう抽象的な作品でタイトルでさえもアブストラクトとなるとこちら側に解釈が委ねられているようで、何を表現したかったんだろうかと考えるうちについつい見入ってしまいます。

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オラファー・エリアソン「星くずの素粒子(2014)」/Stardust particle(2014)

最後に登場するこちらの作品は自分たちが立つ位置によって見え方が変わるのが面白いと思いました。シンプルなんだけど派手さもある神秘的な、現代のアートっぽい感じがしてとても好きです。

長々と作品について紹介してしまいましたが、こんな風にアートの形式は時が経つにつれ少しずつ変化している中、光というものはいつの時代も変わらず人の目にとまる魅力的なものであることを再確認しました。過去の作品についてもどこかで見たことがあるような風景がたくさんあった気がしたし、光って私たちにとって身近な存在なんだと改めて気付かされますね。