地面師たち 第2話「Episode#02」
着任したばかりの倉持とともにマイクホームズ事件の捜査にあたる下村。新たなターゲットをさがすハリソンたちは、寺に隣接する一等地に目をつける。
前回ラストシーンから続きが気になりすぐに観てしまった第2話のネタバレ感想です。
注意:ここからネタバレを含みます。
早くも印鑑証明の偽造が判明し、マイクホームズに申請却下の書類が届いて社内は大混乱。 一方警視庁では捜査二課の下村の元に新人女刑事の倉持がつくことになりました。慌てて警察に来たマイクホームズ社長の真木が「地面師に10億いかれた」と叫んでいるのを聞いた下村は倉持と一緒に聞き取り調査に同席をしました。こういう地面師詐欺にかかるとお金を取り戻すのは厳しいんですね。真木が落胆しているのを見ると可哀想ではあるんですが、不倫なんかしてる男だから罰が当たったんだろうな~と思えてあまり共感できませんでした。
そのころハリソンと拓海は2人で狩を楽しんでいました。そしてここでハリソンに「命は感じるもの」だとか言われて拓海は過去の悲惨な事件について思い出していました。8年前に父親の放火のせいで母と妻子まで奪われてしまったのだとか。なんで父がそんなことをしたのかは不明ですが、拓海が大変な人生を歩んできたのは確かです。やはり地面師になる人間は何かしらの闇を抱えているんだろうな。
さて今回のターゲットの土地は高輪にある光庵寺に隣接する広い駐車場。寺の住職である川井菜摘が手ごわいようで地面師たちとしてもハードルの高い物件らしい。竹下の子分らしい中卒の太っちょオロチと拓海が寺の近くの建物から川井の行動をずっと見張っていました。ここでも拓海の過去の回想シーンに移ります。放火事件後になんとか生活費を稼ぐため高級デリヘル嬢の送迎ドライバーをしていた様子。その頃にハリソンと出会った模様。それにしてもこの当時からハリソンの悪趣味と不気味さは変わらないんですね。
そんな中石洋ハウスの社内では、土地代70億円の大きなプロジェクトを抱えるリーダー青柳が代替の土地を探さなければいけないという窮地に陥っていました。すぐに広い土地を探さなければいけないということで、既に地面師たちの格好の餌食になりそうな予感...。たまたまトイレを探していた時に寺の横の駐車場を見つけたのも運がいいのか悪いのか...。今後どうなるか気になります。
そしてオロチがついに川井が寺から外に出るところを目撃し、拓海と共に追ったところ高級ホテルに行きつきました。川井の隣の部屋に入って盗聴や盗撮にまで成功していてさすがです。まずホテルのセキュリティをハッキングできる知り合いがいることがすごい。犯罪ってこうやって何人もが協力してやるものなのですね。
ホテルでの川井のホスト複数人との乱交シーンはNetflixだからこそできることでしょうね。これを家族で観るのは結構きついと思うので今から観る人は一人で観ることをおすすめします。私も旦那と一緒に観なくてよかった~。そんなところで第2話はおしまい。